PATMと空腹時


空腹時のPATM反応と臭いがきつくなるという情報あり、空腹時の代謝について調査した。


まず、基本的には摂食時と逆の反応が進んでいくことになる。
空腹時に関係する臓器は以下
・肝臓
・脂肪組織
・静止期骨格筋
・脳
・腎臓

空腹時は脳や赤血球などに必要な血中グルコース濃度を維持するため、白色脂肪細胞のTAGから脂肪酸を動員し、ケトン体を合成して放出する。
そのため、血糖が維持され、脂肪酸とケトン体は増加する。

この流れから、考えるとPATMや有臭は、脂肪酸とケトン体である可能性が高い。(中間生成物、駆動物質、最終生物かは何とも言えないが。)
自分で言えば、ケトン体(3-ヒドロキシ酪酸)が高い。これは、有機酸検査するときにそういう状態だったのか、常にこうだったのかは、疑問。

もし、そうだったとして、なぜ、そういう生成物の差が人によってできるんだろうか。空腹時、ホルモンや神経伝達物質、酵素、全ての動きが変わるので、要因を切り分けるのが、難しそう。
あとは、おそらく、血液中には、PATMや有臭物質がなくて、皮膚で分解などが起きているんだろう。今後は皮膚細菌の知識を増やして、要因を特定したいな。




参考)
Lippincott Illustrated Reviews 生化学 原書8版


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